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大木切断 [お知らせ]

またふるい庭の古い大木が切断されました。

今回は、突然枯れた槙の木の伐採でした。

それと楠が大きくなりすぎ、ご近所にご迷惑を

かけるので、一部伐採しました。

古い大木の伐採は、去年から数えると7~8本

になるでしょうか、寂しい気持ちになります。IMG_5678-1.jpgIMG_5670-1.jpg

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(写真を縦横合わせたいのですが、うまく操作

できなかったです。スミマセン)



今年の桜もう九分ほどです [お知らせ]

今年の桜は、吉村家住宅ではもう九分程度咲き

ました。

4月8日、9日の公開時には、散って、

どれほど残っているでしょうか。残念です。


4月1日の草抜きの日がちょうど満開日になり

そうです。

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2023-03-07


吉村家住宅の春の公開が下記のように決まりました。

          記

日時 2023年4月 8日、9日 10時~16時

                9日は15時まで)

入場料 500円、会員無料 (事前申し込み不要)

 

皆様のお出でをお待ちします。


(なお、4月1日10時より、吉村家住宅の草刈り、掃除を

 実施します。お手伝いいただければありがたいです。

   当日可能な方は 072-938-9872 までご連絡ください

当主の随想 Ⅲー5 [吉村家住宅あれこれ]


「昭和二十六年の大修理のとき、一番熱心に働いたのも、

わたしの母なんです。 役所やら関係方面への陳情も

ひとりで走りまわりました」


吉村さんの母堂タキさんは、十六歳でこの家に嫁入りし、

しうと、しうとめのほか小じゅうとを入れると七人という

大家族のなかで、「気がきかん」といっては、いつも叱ら

れていたそうである。

むしろ気の弱い若奥さんに過ぎなかったが、戦後になると

「この家はわたしが守らんと・・」といい出し、

文化財保護修理の実現へまで事を進めたのである。


しかしタキさんはその過労のためであろう、修理の終わる

前年の二十八年二月十八日、脳溢血のため急逝した。

まだ五十歳という若さであった。


「わたしが保存活動に踏み切りましたのも、母の死があった

からなのです・・」 吉村さんはそこで声を落とした。


縄文時代、男たちは狩猟に出歩き、女たちは竪穴の巣を守り

ながら土器を作った。そんな太古から家を守るのは女だった。

それで、家霊は主婦に憑く・・という。


吉村さんがいうように、今日まで残された民家は古いみんかは、

たいてい女の力で守られてきたのにちがいない。


                     (おわり)


  (読みにくい文章を長い間お読みいただき、ありがとう

   ございました。これで、いったん休載します。

   また機会があれば投稿したいと思います。)