大木切断 [お知らせ]
またふるい庭の古い大木が切断されました。
今回は、突然枯れた槙の木の伐採でした。
それと楠が大きくなりすぎ、ご近所にご迷惑を
かけるので、一部伐採しました。
古い大木の伐採は、去年から数えると7~8本
(写真を縦横合わせたいのですが、うまく操作
できなかったです。スミマセン)
2023-03-30 17:17
今年の桜もう九分ほどです [お知らせ]
2023-03-30 16:29
2023-03-07
吉村家住宅の春の公開が下記のように決まりました。
記
日時 2023年4月 8日、9日 10時~16時
(9日は15時まで)
入場料 500円、会員無料 (事前申し込み不要)
皆様のお出でをお待ちします。
(なお、4月1日10時より、吉村家住宅の草刈り、掃除を
実施します。お手伝いいただければありがたいです。
当日可能な方は 072-938-9872 までご連絡ください)
2023-03-07 11:53
当主の随想 Ⅲー5 [吉村家住宅あれこれ]
「昭和二十六年の大修理のとき、一番熱心に働いたのも、
わたしの母なんです。 役所やら関係方面への陳情も
ひとりで走りまわりました」
吉村さんの母堂タキさんは、十六歳でこの家に嫁入りし、
しうと、しうとめのほか小じゅうとを入れると七人という
大家族のなかで、「気がきかん」といっては、いつも叱ら
れていたそうである。
むしろ気の弱い若奥さんに過ぎなかったが、戦後になると
「この家はわたしが守らんと・・」といい出し、
文化財保護修理の実現へまで事を進めたのである。
しかしタキさんはその過労のためであろう、修理の終わる
前年の二十八年二月十八日、脳溢血のため急逝した。
まだ五十歳という若さであった。
「わたしが保存活動に踏み切りましたのも、母の死があった
からなのです・・」 吉村さんはそこで声を落とした。
縄文時代、男たちは狩猟に出歩き、女たちは竪穴の巣を守り
ながら土器を作った。そんな太古から家を守るのは女だった。
それで、家霊は主婦に憑く・・という。
吉村さんがいうように、今日まで残された民家は古いみんかは、
たいてい女の力で守られてきたのにちがいない。
(おわり)
(読みにくい文章を長い間お読みいただき、ありがとう
ございました。これで、いったん休載します。
また機会があれば投稿したいと思います。)
2023-03-03 18:25